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全く不謹慎なやつだ………
『ま、そんなことはさておき早く解決してほしいんですがねぇ』
『そ、そんなこと!?』
『ああそうだな僕もはやく帰りたいしね………全く』
『えっちょっ先生までスルーですか!?』
そんな里原の戯言を無視し私は死体の額に手をあて集中した………
いつものあのいやな感覚がくる
頭に何かが流れ込むような………
数分がたった……
『わかった………』
『ほんとですかい!!先生!!』
『え~とまず犯人は被害者女性とここに待ち合わせか連れて来るかなんかして一緒にいたんだけどまぁ凶器でやられて頭蓋骨が陥没して脳内出血で即死でしたよ………』
『かわいそう……』
お前はそのかわいそうな人の前で女ったらし野郎を
ディナーにさそったんだぞ………
『で、なにか犯人の手がかりは??』
『ああ最後のほうにチラッと犯人の車のナンバープレートが見えた。メモして』
『………ふむふむ………わかりました先生、一応明日あたりにあたってみます。今日はありがとうございやした!!またよろしくたのんますよ!!』
『できればもう……やりたくないもんだな』
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