さようなら日常

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「それより先輩今日は速いですね仕事はいいんですか?」 秘技、話題を変える 「基本的に厄介事がないときの生徒会はこんなもんだ。誰かさん達が何かやるときだけだ忙しいのは」 先輩が俺をガン見してくる。視線ではなく隠すことのない死線で なんと話題を変えた筈が地球一周して再び戻ってきてしまった 話題変え3級を持っている俺から話題を変えることを許さないとは 香奈先輩・・・・なんて恐ろしい子 「何を考えているのかわからないが昇降口で茜と一真が待っているんだろう」 なっ・・・・読心術・・だ・・・・と 「香奈先輩」 「なんだ?」 「俺、貴女のこと見くびってました。貴女は恐ろしい人だ」 「どうでもいいこと言ってないでさっさと逝くぞ」 手をとられ自分の意志を完全に無視されながら香奈先輩のなすがままの状態で引きずられる イタイ、痛い、異体、いたい、もっか引きずられ中の俺は脳内で変換できるだけのいたいを叫んでいた 以外とボキャブラリーが少なかったのに泣いたのは余談だ
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