第9話

10/19
8001人が本棚に入れています
本棚に追加
/162ページ
かっちゃんに車を出してもらい、寮に着いたのは8時30分位だった 「海大丈夫?明日病院に行こう」 「…びょっ…いん…」 海は病院と聞くと見る見るうちに青白い顔になった 「…もしかして、病院怖いの?」 「……」 「…怖いんだぁ(ニヤ」 「うっせー!ニヤニヤすんなっ! 病院なんて怖くねー!!」 ブッ 強がってるけど目が泣きそう… ちょっとからかっちゃお 「じゃあ明日ちゃんと病院行ってきてね(ニコ」 「…1人…で…」 「怖くないんでしょう?なら1人でも平気でしょう?」 「うっ…」 それから海は暫く悩んだ結果 「…一緒に…来てくれ」と言った 最初から素直にそう言えば良いものを 「仕方ない、一緒に行ってあげる」 「…サンキュ」 「ほら、もう寝て早く良くなってね」 .
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!