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かっちゃんに車を出してもらい、寮に着いたのは8時30分位だった
「海大丈夫?明日病院に行こう」
「…びょっ…いん…」
海は病院と聞くと見る見るうちに青白い顔になった
「…もしかして、病院怖いの?」
「……」
「…怖いんだぁ(ニヤ」
「うっせー!ニヤニヤすんなっ!
病院なんて怖くねー!!」
ブッ
強がってるけど目が泣きそう…
ちょっとからかっちゃお
「じゃあ明日ちゃんと病院行ってきてね(ニコ」
「…1人…で…」
「怖くないんでしょう?なら1人でも平気でしょう?」
「うっ…」
それから海は暫く悩んだ結果
「…一緒に…来てくれ」と言った
最初から素直にそう言えば良いものを
「仕方ない、一緒に行ってあげる」
「…サンキュ」
「ほら、もう寝て早く良くなってね」
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