第10話

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コンコン 「…どうぞ」 「失礼しま「ひっかりー!!」…うわっ」 ドサッ 「おっ、重いっ…退い、てっ」 「うわぁ大丈夫、光?」 あんたのせいで危うく天国へ旅立つところだったよ… 「それで?急に呼び出してどうしたの?」 「まぁ取り合えず座って、今お茶煎れるから」 「うん」 俺の返事を聞くと叔父さんは隣の部屋に行った 俺はふかふかの黒いソファに腰を下ろし、辺りを見回してみた 「……」 うん、何度見てもきもいな… 辺りには俺の写真がたくさん飾られている 中には着替え中の写真もあった これ犯罪だよね? 通報しようかな… 取り合えず何枚かの写真を破いて捨てておいた 「おまたせっ!?…」 「何?どうしたの?」 「光の写真が6枚なくなってる」 よく気づいたな 「捨てといた」 「何でー!」 「きもいから」 「可愛いじゃん」 いや、お前がきもいんだよ 関知替えするな 「それより話は?」 「ああ」 早くー .
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