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あるBARの一室では今日も不良達が屯っている
「姫…急に集会なんて、どうしたの」
「大事な話があるんだ」
姫と呼ばれる少年は一人掛けの黒いソファに座っていて、俯いていた顔を上げると真剣な目指しで話だす
そこにいた誰もが息をのむような、凛とした綺麗な声に鋭い瞳、誰もが彼から目を逸らすことができなかった
「今日をもって、俺はRivoluzioneを引退する」
息なりの一言
誰も何も言えない中、彼は「じゃあな」と言いBARを出て行った
彼が出た後金縛りが解けたみたいに彼を追ってみなが外に出た…
しかし、彼は闇に消えもうその姿は見えなかった
「光…」
誰かがそう呟いた
その声は闇に消えて、彼に届く事はなかった
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