第5話

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「プッ…クスクス…折角真面目な話してたのにっ…クスクス…ネクタイって…」 ひなっぺ笑い過ぎじゃね? 俺、マジだよ ネクタイ結べなくて、本気で困ってるんだよ 「ハァ…本当、光にはかなわないな」 一頻り笑い終わったひなっぺが、ゆっくりと柔らかい手つきでネクタイを結んでくれた 「ありがとう、ひなっぺ!」 ネクタイは綺麗に結ばれてて、調度良い緩さだった 良い嫁になるぞっ これを海に遣ってくれたら、萌えるのになっ まぁ海は器用で、結構何でも出来るから無理か… ん? そしたら、海と捺樹で不良受けも良いかもっ 「変な妄想してないで、早く学校に行くよ!時間無いんだから」 「おうっ!」 今日も俺の妄想力は健全だなっ★ .
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