第6話

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「じゃあまた後でね~」 ひなっぺと部屋の前で別れて、まだ喋らないで不機嫌なままの海と気まずい空気の中部屋に入った 俺、どうしよう… 「…海、俺何かした?」 思い切って聞いてみた 「……別に」 その間が気になるのですが… 「じゃあどうして喋らないの?」 「彼奴等に…加藤やクラスの奴に笑いかけたり、触れたりしてるのがイヤだったから…」 ? 何のことだ? ダンッ 俺が首を傾げていると、海は俺を壁に追いやり、手を思い切り壁についた 「光は…光は無自覚過ぎるんだよ! もっと自覚しろよ!! 俺や周りの奴だって理性持たないで何時お前を襲うか分かんないんだぞ!! もっと危機感を持ってくれよ…頼むから…」 海? どうしたんだよ… .
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