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男は俺の方に歩いてきた
「俺の名前は虎塚 大河。快晴中学出身だ」
その男は俺に手を差し伸べ握手を求めている
竜馬「俺は坂東中学出身の坂本竜馬。よろしく」
俺も手を出し握手した
その男は最後に
「困ったことがあったら俺にいいな」
と言ってまた教卓に戻り座ってしまった
なんだったんだ
と思ったが俺はあまり気にしなかった
ガラガラ
そこに先生が入ってきた
先生「はい、席ついて」
先生は黒板に
石本 重喜
と書いて
石本「俺の名前は石本重喜。石本先生でいいぞ」
おじさんと呼べる見た目、低い声
この人がA組の担任だそうだ
石本「入学式はもうすぐ始まる。その前にホームルームとしてまず学級委員を決めたい。うちの高校は学級委員長1人、学級委員2人。誰か立候補者はいないか」
✋
誰かが手をあげた
虎塚「俺がやる!!」
さっきの男が手をあげた
石本「他にはいないか?」
誰も手をあげようとしない
石本「じゃあ学級委員長は虎塚に決定な!!」
虎塚「よっしゃ(^w^)」
石本「次は学級委員だ。誰かいないか?」
誰も手をあげようとしない
虎塚「竜馬とかどうだ?」
竜馬「!?」
いきなり出てきた俺の名前に動揺してる俺の前に虎塚はきて
虎塚「俺と一緒だ」
そう言って黒板に荒々しい字で
学級委員 高橋 竜馬
と書いた
俺はまだ知らなかった
この男のすごさに
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