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「やっぱお前進藤さんが好きなんだな。…ヤってたのかよ」
「…そうだよ。僕は尾崎さんを愛してる」
「クソッ、…嘘つきめ」
肩を抑え付けられ、床に組み敷かれた状態から逃れようと、僕は抵抗を試みる。
「離せよ…離せってば!」
ジタバタしているうちに
膝が藤田くんのわき腹に当たった。
「…てっ」
一瞬拘束が弱まり逃げようとしたが無理だった。
「お前、男が好きなんだよな」
「違う…」
「違わねーだろ。オレが試してやるよ」
!?
片手で軽々と僕の両手首を抑えつけたまま、藤田くんはネクタイを外す。
「何する…」
小柄で筋肉も無い僕が、本気の藤田くんに適うはずがない。
「い…嫌…だ…。君はノーマルじゃないか」
藤田くんがしようとしていることを想像したら、心底ゾッとした。
「だから試すんだよ。お前を抱けるかどうか…」
必死の抵抗虚しく、今度はうつ伏せにされ、外したネクタイで手首を後ろで縛られた。
「や…め…ろっ」
ズボンのボタンが外され
下着ごと一気に脱がされる。
露わになった僕の臀部。
「男同士は『ここ』に入れるんだよな」
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