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嫌だ…。尾崎さん!
助けを求めても、誰も来ない。
ベルトを外し、ファスナーを下ろす藤田くん。
チラリと目の端で捉えた藤田くんのそれを見て、僕は小さく悲鳴を上げた。
それは僕にとって規格外の大きさだった。
「ヤってたんなら開発されてんだろう」
「やめて、お願い…」
いくら懇願しても、藤田くんは止めない。
広がる強烈な痛みと異物感で気が遠くなる…
「あ…あー…っ」
悲鳴は唇で塞がれた。
まるでレイプだ。
いや、レイプそのもの…
僕の気持ちなどお構いなしに、犯される体…。
屈辱と後悔と憎しみで涙が流れた。
許さない…
許さない、藤田雅人
◇★◇
少しの間、意識を無くしていたのだと思う。
ぐったりと仰向けになった僕を、藤田くんが馬乗りの態勢で見下ろしていた。
「立花…」
ハッと我に帰り身体を起こした。
途端に肛門から激痛が走る。
「…いっ…ッ」
内股には赤い血液に混じって精液が流れ、
はだけられたシャツからは、胸元が露わになっていた。
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