第一話

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   屋敷があるのなら、そこの主が奇病の事を知ってるかも知れない。それに安全かも…。    屋敷は教会の裏手にある森の奥にあるみたいだ。森の奥から光が漏れているからそこに向かって歩けばいいか…    だが、小道はここ何年か人が通った事のないように草が覆い茂りっていて足元が見えない。   「どうやって教会に来たんだ?」 「友達とね手を繋いで連れて来てもらったの。でもね遊んでる間に日が暮れて…」    友達?人がいるのか?夕方に此処を訪れても人っ子一人いなかった。    このカリムの村はおかしい…。俺は、奇病と村の異変の謎を突き止めるために屋敷に向かう事にした…。   第一話 END
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