第二話
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コイツだ。 俺はダラダラと嫌な汗をかいた。リトルの手をとるとその場から離れた。 この村は異常だ!早く逃げ出さないと! ジュクジュク…。 突然、二の腕が疼き出した!今度は激痛が走り赤黒い錆の色が右腕に広がる。 それは俺の首まで侵食してきた。 俺は息苦しさと激痛に意識を手放し床に倒れた。 やっと目覚めたら既に日は沈み辺りは暗闇に…電気がないかと手で探る。
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