第一話

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                     足音がユックリ、ユックリ近付いてくる。木片はさっきの攻撃で無くなっているので何処にいるのか確認出来ない。   「わかるか?」 「くる!そこにいる…。」 「どこだ?」 「まだ…まだ…」    奴が側に来たのがわかる。チャンスは奴が武器らしき物を振り上げた瞬間だ。そこを狙えば急所を外しても奴はバランスを崩して倒れるだろう。   「合図をくれ!」
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