12695人が本棚に入れています
本棚に追加
泣き疲れて、先輩に寄り掛かりぐったりとしている私の頭を、やさしく撫でてくれる大きな手。
どうしてだろう…。先輩が頭を撫でてくれるだけで、心が凄く落ち着く。
「私、気持ち悪い、ですよね……。ごめんなさ「凛……」
言葉を遮るように、先輩の唇が私の口を塞ぐ。突然のキスで驚き、されるがままになってしまった。
「そんなことを言う口は、塞いでやる」
キスの合間に先輩がそんなことを言う。
「…んっ…あ……、先輩っ…」
なかなか止まらないキス。そして、段々とキスが深いものへと変わっていき────…
最初のコメントを投稿しよう！