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「ごめんね…。いつも心配かけさせちゃって」
心配かけたくないのに、最終的にはいつも2人に心配させてしまってる。
「なに言ってるのよ。いつも私達が勝手にしてることなんだから、凛が気にする必要なんて無いのよ?」
いつもそうやって言ってくれるけど、私の心の中は罪悪感で一杯だった。
「ほうらぁーっ、そんな顔しちゃめっ!だよ!」
「わっ、理子っ」
いつもの調子に戻った理子が私に抱きついてくる。これも、理子なりの励まし方と知っているから心が温かい気持ちになっていく。
「あ、それはそうと、あれからはあいつに何もされてない?」
「えっと、神崎さん?なにもないよ。でも、転校しちゃったよね…」
私は2人に神崎さんとあったことを全て話して、後は私達に任せてって結衣子達に言われ…。
「もしかして2人共、神崎さんに何かしたんじゃ………」
まさかと思い、2人を交互に見る。
「にゃはははっ、だってあの小娘、国外逃亡しやがったんだよぅ?…………ヤる前に」
「そうね。ま、でもヤろうと思えばいつでもヤれるし」
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