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水とは誠にこの世の中をよく表している
流れ、淀み、形を変え、消えてゆく
やがて雲になり再び地上に舞い戻る
雫、雪、氷として
ただひたすらに天を仰ぎ大きな雲を目指しそこに到達した時
水は何を思うだろうか
その景色は満足に値するものだったのだろうか
僕たちは何を目指し何を欲し日々食べ寝て働き学び遊んでいるのか
果たしてこの両眼には青雲が輝いているのか
それが分からない自分とは一体何なのか
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