第二章 非日常

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「疲れた‥‥」 部屋に帰ってくるとポストに手紙が入っていた。 『4時頃に部屋に来たけど居なかったから用件だけ書いて行くね。 大阪駅から出る新幹線に乗りなさい。券は入ってるから  雛姉より PS.遅れたらどぉなるか分かってるよね?』 ‥‥ハァア? 「ちょっ‥‥何時に出るんだよ!!」 雛姉とは俺のオカンの姉貴さんの娘さん、従姉妹に当たる人やねんけど、イヤイヤそれよりも雛姉って東京に住んでるはずだろ‥‥? 考えても分からんかったから、とりあえず手紙が入っていた封筒の中を探すとチケットが入っていたが‥‥出発時間が18時になっていた。 「18時ぃ!!ちょっ‥‥あと1時間も無いやん‥‥着替える時間無いな‥‥スーツのまんまですか‥‥」 ハァ‥‥ねぇちゃんが絡むと厄介なコトしか起きねぇな‥‥ ねぇちゃんは怒らすと恐いから早く行かねぇとな‥‥
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