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プルル
「ちょっ‥ちょっと待てやー」
プシュー
「ハァハァ‥‥何とか間に合った‥‥」
ダッシュで新幹線に駆け込んだ俺は肩で息をしついた。
何とか息を整えて自分の座席を探しに行った。
「電車遅れるし、ケータイ電池切れてるし、新幹線は禁煙やし」
ねぇちゃんに連絡とれないけどわかるでしょ‥‥自分が指定したんやから‥‥
それから座席は見つかった。
座席は端から2番目の席やった。
通路を挟んだ隣の席には女の子3人組が‥‥ちょっと騒いでる‥‥
まぁ寝るには気にならないぐらいやし、疲れたから
「寝るか‥‥」
俺は椅子に座り直し、肘置きに肘を置き頬杖をついてiPodで音楽を聴きながら眠りに入った。
歌はもち『KAREN』のナンバー。
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