第二章 非日常

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プルル 「ちょっ‥ちょっと待てやー」 プシュー 「ハァハァ‥‥何とか間に合った‥‥」 ダッシュで新幹線に駆け込んだ俺は肩で息をしついた。 何とか息を整えて自分の座席を探しに行った。 「電車遅れるし、ケータイ電池切れてるし、新幹線は禁煙やし」 ねぇちゃんに連絡とれないけどわかるでしょ‥‥自分が指定したんやから‥‥ それから座席は見つかった。 座席は端から2番目の席やった。 通路を挟んだ隣の席には女の子3人組が‥‥ちょっと騒いでる‥‥ まぁ寝るには気にならないぐらいやし、疲れたから 「寝るか‥‥」 俺は椅子に座り直し、肘置きに肘を置き頬杖をついてiPodで音楽を聴きながら眠りに入った。 歌はもち『KAREN』のナンバー。
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