第二章 非日常

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ドンッ!! どれぐらい寝てたんだろ? 急に枕にしていた手が頬からズレ目を覚ました。 よく見ると酔っ払ったおっさんが俺にぶつかっていた。 「おぉー、にぃちゃんわりぃなー」 ったく、どんだけ飲んだんだよとか思いつつ 「いえ」 としか答えなかった。 だって無理やり起こされた寝起きは最悪、機嫌も悪かったし、それに眠かったんだもん‥‥ そのまま眠りに入ろうとしたら‥‥ 「ねぇちゃん達カワイいのー!!」 「す、すいません‥‥放してください‥‥」 目を開けるとさっきの3人組が酔っ払いのおっさんに絡まれていた。
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