第二章 非日常

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寝起きが悪く、イライラしていた俺は、さっさと終わらせるコトにした。 俺はおっさんに話かけた。 「おい」 「なんや?‥‥あぁ‥‥さっきのにぃちゃんやんけ」 「すいません、その子ら俺の連れなんで‥‥」 「ぁあ?3人おるなら1人ぐらいわけぇや?」 イヤイヤ、そぉゆうコトじゃないやろ? 「迷惑なんで‥‥」 その一言でおっさんは切れたみたいだった。 「んだ、コラァー?」 ガッ 左襟を掴まれた拍子に顔を殴られた。 「なぁ今この人俺を殴ったやんな?」 俺は椅子に固まっている女の子達に聞いた。 「なぁに言ってんだ?にぃちゃんよぉ?」 「‥‥はい」 女の子達は話を振られてビックリしていたがちゃんと答えてくれた。 「だよね、なら正当防衛になるかな?」
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