第四章 イベント前編

4/8
前へ
/75ページ
次へ
来たときとは違って、ロビーから正面玄関から出ずに、裏口に向かっていた。 「なぁ雛姉、何で裏口から?」 先頭にいる雛姉に聞いてみた。 「ハァ‥‥アンタ、夜何してた?」 雛姉がこちらを呆れ顔で見てきた。 「夜?‥‥ん?遊んで‥‥た?」 寝ぼけている頭で今日の夜のコトを思い出した。 「誰とよ?」 「誰と?知りません!!」 雛姉はアホな奴を見る顔を、みんなは笑いを堪えきれずクスクス笑っている‥‥ 「ハァ‥‥何人と遊んだのよ」 「んっと‥‥4、5時間で15、6人?」 その言葉でみんなは固まった。 「ん?どったの?」
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

203人が本棚に入れています
本棚に追加