第四章 イベント前編

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「バッ!?ホントに怪我とかして無いんですか?」 俺が言ったコトにあっちゃんが慌ててまた聞いてきた。 「ホンマ、大丈夫やって」 俺がなだめると落ち着いてくれた。 「てか大変やな、あんな時間に野球とか剣道とかを誘いに来る人がおって」 みんなは口を半開きで呆れて固まっていた。 「‥‥ハァ。ハイハイ、あんなバカはほっといて行きましょ」 雛姉が固まっている、みんなの前で手を叩いて連れて行った。 行くときにこちらを見て、ウィンクして口パクで「お・ご・れ」としていった。 「‥‥また金が無くなる」 泣きそうになりながらもあとをついて行った。
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