第四章 イベント前編

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裏口まで来ると、裏口にピッタリとバスの昇降口が付いていた。 「そぉそぉ、まだ龍の質問に答えて無かったわね」 みんながバスに乗って行くのを見ながら最後尾にいた俺のとこに来た。 「正面玄関にはいっぱいファンが待ち受けてるのよ」 「裏口には?」 「裏口にもいるけど、ほとんど使わないから封鎖しやすいのよ」 「なる」 なっとく。 他のお客さんに迷惑かけれんもんね。 「ホラ。龍、アンタもサッサと乗りな」 「イヤ、俺バイクあるし」 昨日このホテルまでバイク来たからね。 「また戻ってきてあげるわ」 「ならイイわ」 俺はサッとバスに乗り込んで前から三列目の右側の窓際に座った。
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