第四章 イベント前編

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最後は俺に続くよぉに雛姉が乗ってきた。 「みんな乗ってるわね!?じゃぁ出発」 雛姉の声でバスが出発した。 「龍一さん隣イイですか?」 しばらくするとあっちゃんが隣に来た。 「‥‥どうぞ」 許可すると「ありがとうございます」と言って隣に座った。 睡魔が本当に限界でバスの揺れがたまらなく居心地がよかったから、窓に肘を付き手を枕にして寝ることにした。 「ゴメン。寝るから着いたら起こ‥‥してくれ‥‥る?」 「は‥‥い?って、もぉ寝てるじゃないですか」 あっちゃんの呆れた呟きは、龍一には届かず、幸せそうに龍一は寝ているだけだった。
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