第 章 記憶

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いつも軽やかに曲がっていたカーブで動揺からか、カーブではしてはならない、集中力を切らしてしまい、後輪を滑らした。 立ち直そうとした時、左胸に痛みを感じた。 雨ん中を走り体温が下がって不整脈を起こしてしまった。 意識はハッキリする、でも体に力が伝わらない。 「くそったれがぁ!!」 何が悪かったのか 滑らした後輪はセンターラインを超え、前から来たダンプの右前方に当たった。 そして、最初のダンプに激突した所から意識は消えた。
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