第四章 イベント後編

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-龍一目線- なぜ今更あんな夢を? そんなコトばかり考えているとバスが止まった。 「みんな着いたわよ!!」 雛姉が声をかけるとみんなバスを降りていった。 「大丈夫ですか」 とあっちゃんが声をかけてきたので 「あぁ、大丈夫。イベント頑張ってな」 と声をかけてあげた。 しばらくして一度バスを降りたはずの雛姉がまた乗ってきた。 「龍‥‥そんな状態だけどガードマンしてくれない?」 ホンマ、そんな状態で‥‥‥‥でもイイ気晴らしになると思い「わかった」と返事をして雛姉の一緒にバスを降りた。 バスを降りたのが何かの建物の後ろだった。 「この建物の前がイベント会場でもぉ人がいっぱい入ってるのよ」 雛姉が言うとおり建物の前から歓声が聞こえた。
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