203人が本棚に入れています
本棚に追加
ぜってー歩美が晩飯食いに来るんだよなぁ‥‥
それを律儀に準備してる俺って‥‥
「ハァ‥‥めんどくせぇ」
ピンポーン
来やがった
「ハァ‥‥今出ますよっと」
ガチャ
ドアを開けるとやっぱり歩美が待っていた。
「りゅー!!先に帰ったでしょ!?何D「晩飯出来てるよ」うん、ありがと‥‥じゃなくて」
「いらんのか?」
「いる!!」
ハァ‥‥やっぱりめんどくせぇ。
歩美を部屋に入れキッチンに料理を取りに行っていると、歩美は椅子に座り晩飯が出てくるのを待っていた。
「今日はオムライスな」
俺は料理を歩美の目の前に置き、歩美の向かいの椅子に、座った。
「ありがとう、じゃぁいただきます!!」
「どぉぞ」
歩美はオムライスをスプーンで一口大にすくい口に運んだ。
パクッ
「やっぱり龍って料理旨いよね、見た目不良っぽいのに‥‥」
「悪かったな、見た目と違ってよ、さっさと食ってさっさと帰れや」
ったく、一言多いんだよ。
「ブー」
ハァ‥黙って飯食えよ
それから俺等は静かに晩飯を食べていった。
てか俺が歩美の話をスルーしただけやねんけど。
最初のコメントを投稿しよう!