二日目の朝

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「……ふぅ、蓮は分かってくださらないようです。」 呆れたように、佳織は言い放ち、指を鳴らす。 「詩織、やっておしまいなさい」 「アイアイサー」 詩織が蓮の襟首を捕まえ、引きずる。 「…えっ?オレ、へんなこと言った? なあ…たか… うわああああああ…」 二日連続のドナドナ。 いつの間にか、佳織は水樹の目を塞いでいた。 「水樹ちゃんは見ちゃダメです☆」 「……成仏しろよ。 …後、空気読め」
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