二日目の朝

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蓮が詩織にシバかれている間暇なので、取扱説明書をその場で読む事にした。 すると、スキルについて、興味をひく一文があった。 『スキルカードはプレイヤーが贈与する意思を示したら、贈与されたプレイヤーはそのスキルを使うことが出来る なお、この取引は無限に出来る』 つまり皆からカードを借りれば、時を止めながら空を飛び、撃ったものは必ず相手に当たり、さらに破損や怪我まで治せちゃう便利屋が完成するわけだ。 その先に、まだ注意書きが有ることに気がつく。 『ただし、プレイヤーが持てるカードの数は三枚までとする』 …なあんだ。 時止めて飛べて射撃が必ず当たる止まりか。 …それでも十分強い気がするんですがね。
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