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「くそ…!何処から攻撃しているんだよ!」
「落ち着きなさい、隆之!
焦れば焦るほど相手のツボですよ!」
「落ち着いていられないよ!
このままじゃ皆…やられるかもしれないのに!」
心臓の鼓動がうるさいくらいに強まり、息が荒くなる。
ふいに視界の隅に、蓮が倒れ行くのがうつりこむ。
「…隆之、これ…は武器じゃない…
恐らく、体を蝕む類の…スキル…だ」
「「蓮!!」」
…遂に蓮まで倒れてしまった。
怖い。
次は俺か?佳織か?
ジワジワと恐怖が体を支配し、指すら動かせなくなってしまった。
このまま…皆やられてしまうのだろうか…?
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