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「早いな…よし。
案内してくれ!」
「…うん」
水樹は低空で飛行し、私はそれについて走る。
疲れはしないが…飛べるのが羨ましく思ってしまったのは内緒だ。
………
水樹について走って行くと、私達が町に入ってきた場所に出た。
そして町人A…は置いといて、金髪の女の後ろ姿が見えた。
「待て!!」
私が叫ぶと、女の足が止る。
「なぜ、動けるんですの……?
わたくしは貴女達が倒れるのを確かに見たのに……」
こちらを振り向く。
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