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丘の麓まで下ると、座禅を組んでいた炎はゆっくりと目を開き、立ち上がった。
「皆、くれぐれも怪我をしないように、な。
……絶対に死ぬんじゃないぞ?」
「一番確率が高いのはオレとオマエだろ」
「香奈……今助けるからねっ!」
「草地だと石の補充が大変だな……。
土ダンゴでも作って目潰しにでも使うか……?」
「詩織、ブツブツ言ってると怖いです。
正直引きます」
「そんなっ!?」
「……」
纏まらないなあ。
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