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「……む、それもそうだ。
じゃ、反対の人居る?」
………誰も反応しない。
やっぱり賛成なんじゃないか。
「ここで反対などと言えるはずが無いでしょうに。
順番が違いますが、自己紹介をしましょう。
私はもっと貴方達の事を知りたいです。
それから判断しても遅くはないでしょう?」
それもそうだ。
俺は比奈から二人の名前を聞いたからまだ良いが、他の皆は比奈以外の名前を知らない。
と言うことは相手方も同じな訳で。
この初対面なのに勝手に進められても困るだろう。
俺から順番に、自己紹介をしてゆく。
そして、いつの間にか時間は過ぎ去り、三人が正式に仲間に迎え入れられた時には既に日は暮れていた。
そこからさらに話は盛り上がり、日が落ちるまで辺りは喧騒に満ちていた。
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