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「悪い、こんなことで腰が抜けるとは思わなかったんだ」 少しだけすまなそうに謝ってきた。 ま、ちゃんと落ちないように配慮していたんだ、許してやろう。 それより―― 「し……詩織さん、手貸してくだひゃい……」 「本気で腰抜けてんのな、オマエ」 ………… …… … 「さて、ここを渡れるスキルの持ち主は水樹ちゃんしか居ません。 どうしましょうか」 軽くふざけあった後にようやく本題に入る。
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