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「それなら確かに一人当たりの負担も少ないし、いいと思う。 強いて言えば詩織の役割が大変か」 「私は大丈夫だ。 打つことに関しては特にデメリットもない。 賛成だよ、姉さん」 「炎に持ってもらってピューッと行ってもらえば早いんじゃないの? 炎は力持ちだしー」 「お姉ちゃん、それだと炎さんの負担が大きいよ…」 「むむ……。 じゃあ仕方ないね。 比奈も賛成!」 水樹も炎も無言で頷いた。 香奈も賛成のようだ。 「さて、後は隆之だけですが」 「うう……賛成です…」 全員から視線が集中することに耐え切れなかった。 「決定ですね。 水樹ちゃん、お願いします」
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