ニューゲーム

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20XX年 春 まだ肌寒さの残るとある日の昼下がり。 「よっしゃあー!!」 ある一軒家に少年の歓喜の声が響き渡った。 近所に家があれば苦情が来そうな程の音量だ。 この先自分がどうなるのか、彼はこの時全く予想していなかった。
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