友との再会

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そして… 「…!?まさか、お前、隆之…か?」 「……蓮?」 思った通りだった。 彼は幼い頃の親友、綾小路 蓮(あやのこうじ れん) 男である俺から見ても格好良いと言える程の整った顔立ち。 髪型だけは小さい頃から俺と全く一緒だった。 運動は万能、成績も優秀… 唯一の欠点は視力で眼鏡が無いと何も見えないらしいのだ。 全てを普通で通してる俺とは似ても似つかない優等生だ。 彼との出会いは小学校の低学年だ。 上級生に虐められていたところを彼ともう二人の幼なじみに助けてもらって…そこから友達となったんだ。 しかし、中学に上がるときに俺は兄貴を失い、今の家で一人暮らしをするために引っ越し…それっきりになってしまった。
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