Battle of Unknown

ニューゲーム

俺の名前は白夜 隆之（びゃくや たかゆき）

もう少ししたら中学３年生になる。

一度も染めたことのない髪は遺伝なのか、整髪料を使用しなくてもツンツンと逆立っている。

目が細いのが特徴でもあり、少しコンプレックスでもある。

春休みに入って浮かれている、どこにでも居る普通の学生だ。

しかし、そんな俺に一通の手紙が来た。

『おめでとうございます！
貴方はテストプレイヤーに当選しましたので通知いたします。
テストプレイの当日は本社にお越しください。
日時は～』

この辺まで読んだところで、俺は歓喜のあまり悲鳴に近い程の叫び声をあげた。

だって、新ゲーム機だぜ？

ゲームの中に入り込んでゲームが出来るんだぜ？

これで喜ばない奴が何処に居るんｄ（ry

はいすみません、調子に乗りました。

テストプレイは一週間後らしいが、俺のテンションはすでにMAXだった。