一日の終わり

5/18
前へ
/550ページ
次へ
「…ああ、詳しく説明すると長くなるけど」 「でしたら、先に怪我を治してしまいましょう」 「あい」 患部に刺激を与えないように気をつけながら水樹を地面におろす。 「……いいの? …白夜くんとは話したけれど、貴女とは一切話していないのに…。 簡単に信じてしまって…」 「いいんですよ。 隆之が信用して連れてきたのでしょうから、私も信用します。 …普段とぼけた事言っていますけど、隆之の人を見る目は私も一目置いていますから」
/550ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加