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「…ああ、詳しく説明すると長くなるけど」
「でしたら、先に怪我を治してしまいましょう」
「あい」
患部に刺激を与えないように気をつけながら水樹を地面におろす。
「……いいの?
…白夜くんとは話したけれど、貴女とは一切話していないのに…。
簡単に信じてしまって…」
「いいんですよ。
隆之が信用して連れてきたのでしょうから、私も信用します。
…普段とぼけた事言っていますけど、隆之の人を見る目は私も一目置いていますから」
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