一日の終わり

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「…」 「…」 俺も水樹も黙ってしまう。 (やっぱり佳織には敵わないなあ…) 実は佳織に認められていたことが嬉しかった。 「さて、怪我を見せてもらえます?」 「…はい」 水樹は言われるがままに怪我の部分を見せる。 ちなみに靴下と靴は水樹のリュックの中に入れてある。 腫れは先程よりも酷くなったように見える。 「…隆之、こんな可愛い子にこんなことするなんて…鬼畜ですねえ …これは蓮の力も借りないとダメかもしれません」
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