44人が本棚に入れています
本棚に追加
「…」
「…」
俺も水樹も黙ってしまう。
(やっぱり佳織には敵わないなあ…)
実は佳織に認められていたことが嬉しかった。
「さて、怪我を見せてもらえます?」
「…はい」
水樹は言われるがままに怪我の部分を見せる。
ちなみに靴下と靴は水樹のリュックの中に入れてある。
腫れは先程よりも酷くなったように見える。
「…隆之、こんな可愛い子にこんなことするなんて…鬼畜ですねえ
…これは蓮の力も借りないとダメかもしれません」
最初のコメントを投稿しよう!