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ある程度人が集まった頃、社員らしき人物にカプセル内で待機するよう、指示があった。
言われるがままに、適当なカプセルを選び蓋を開けて中に入る。
思ったよりカプセル内は狭くない。
十分に身動き出来るくらいの広さはあった。
中には機器の取り付け方の説明の紙があったので、その通りに体に取り付けた。
両手両足、こめかみとつむじの辺りに吸盤のようなものを貼付けた後、ヘルメットを被って待機する。
残り10分程だろうか。
そわそわしながら、俺は時間がくるのをただただ、待ち続けけていた。
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