8人が本棚に入れています
本棚に追加
/138ページ
「酷いじゃないかっ!」
だって、やだもん。
「何の用?暇ならあそこの二人の会話、とめてくれない?」
するとイモムシさんは、ゴホンッと一息おいて口を開いた。
「...お嬢さん、なにか困ったことがあるだらう。猫から聞いたよ。私の店にきなさい」
「...あの二人は、...」
「あの様子じゃあしばらく続く。その間暇だろう?」
「...」
ずっと眺めてても暇なのは変わらないので、ついてくことにした。
...
最初のコメントを投稿しよう!