イモムシさんと占い館。

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あと少し手をのばせば届くのに頭の痛みがピークに達した。 "―‥倒れる...!" そう思った時に、イモムシさんの声が脳内に響いた。 「――‥まだ、だめか。白兎のお嬢さん、好奇心に身を任せすぎると自分を滅ぼすよ。」 「――...ぇ、...」 声がでない。 意識が遠のいていく。 「―――‥また、逢おうか。白兎」 ...
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