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という訳で
この寺の当主になってしまいました。
「ハァァッ…」憂鬱な事がまた1つ…。
「お前がやらなくてはいけない事は3つある」
「何だよ」
俺のムカつきはゲージメーターを越して遙か遠くの地平線の彼方へ…。
「まず1つ目、寺の掃除は毎日一回はやること」
「2つ目、式神のデザインを考える事」
(デザイン?どういう意味だ?)
「3つ目、式神と一緒に暮らす事」
(ん?一緒に暮らす?)
「以上だ、末永くお幸せにな……っどっこいしょと」
親父が何事も無かったかのように立ち去ろうとするのを俺が必死で止める
「待て、待て、待て、どういう意味だよ、デザインとか一緒に暮らすってさ!!あと、末永くってどういう意味だよ!!」
「まあ、直に分かるさ…」
親父はそう言うと、奥の部屋から物凄くデッカい旅行カバン的な物を持って来て、
「父さん、今からアキバ行って、路上アイドルをメジャ-アイドルにする為に応援しようOFF会に行って来るから、いつ戻って来るか分からないからなぁ~アデュ-」
(ガラガラガラ)
行ってしまった…。
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