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昼休み俺は購買で買ってきたパンをほお張りながら、デートコースやどうやって好きなものを聞くかを考えていた。
一方、一緒に購買でパンを買ってきて食べている杉山はというと...
ずっと美咲の事を見ている。
「かわいいよな。綾瀬さん...。」
と独り言を言いながらパン食べている。
すまん杉山。
美咲、俺の彼女。
と悪戯っぽく心の中で微笑んでいた。
口に含んだパンを流そうと牛乳を飲み込んだ瞬間!
バンッ
「俺、綾瀬さんに告白するよ!しかも今日!」
ブーッ!
思いっきり杉山の顔に牛乳を吹きかけてしまった…。
「わ、悪い杉山!お前がそんな事を言うからつい。」
「俺の言った事が面白くて吹いたと...。そうゆう事ですか?」
なんか誤解をしている。
「いや違う!は、早まるな」
こっちの弁解を聞かずに杉山は俺の持っていた牛乳を奪い、そしていっきに吸い込み……
おもいっきり吹きかけてきやがった。
「これでおあいこだぜ...。」
初めてだよ。
牛乳吹きかけたから、仕返しに吹き返されたの...。
顔を拭きながらそんな事をぐちぐち言っていた。
そんなことをしていうちな昼休みの終わりを告げるチャイムがなる。
「この牛乳臭いままで授業受けるのかよ……。」
このあと、皆に嫌がられたのは言うまでも無い。
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