秋の奇跡~ここからそして~

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10月。 冬に近づき少し寒くなって来る季節...。 枯れ葉がパラパラ落ちてくる道を二人で歩いていた。 「カズ君寒くない?」 言いと彼女は俺の手を握ってくれた。 彼女の手は冷たいながらにもほのかに暖かい。 「美咲こそマフラーしてないじゃないか。」 静かに俺の長いマフラーを彼女の首に回した。 「ん。ありがと。」 彼女は俺に肩を預けけながら一緒歩いている。 俺と美咲が付き合い始めて2ヶ月が経とうとしてる。 彼女からの告白はいきなりでしかも、俺が縛られた状態という変則な状態から付き合い始めた。 前は「和也」だったけど、今は「カズ君」と呼ばれ充実した日々を送っている。 前はツンデレみたいにツンツンしてたけど、今はデレデレしている彼女だ。 いやうれしいんだけどね.…。
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