六滴目

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六滴目

どうしたの、蒼君??午後は元気なかったみたいだけど… おぉ琴よ、この俺を慰めてくれるのか?? えぇ、慰めるって………ボッ。 琴の顔が急に赤くなる。 ?? なっ、っ。なっ何を言ってるのよぉ!!あっ蒼君とは確かに幼なじみだけど、だけど。そっそういう事はこっここ恋人になってからじゃないかなぁ!? (;´Д`)?? (こやつは何を言っているんだ? 誰か琴の取説持って来い。) なんでもねぇよ。じゃあな。 えっ。あっ蒼くぅん。 後ろで琴が何か言っているがここは無視しよう。 さてと。これからどうするかな。 日本列島側は太陽が沈まなくなった。地球がほとんどまわらなくなったからだ。まぁそれでも動いているから夕日になったりはするが沈みはしない。 こんな異常な事が20年ぐらい前から起こっているらしい。 だから最近では太陽が出ている側の方の店等はほとんどコンビニの様に24時間営業である。 働く人は大変である。 犯罪も減った。単純に明るいというだけでここまで平和になるものだ。 疲れたし今日は帰るか。 ガラガラッ ただいま。 おかえりなさいませ。蒼様。 今日はお早いのですね。 あぁ今日は真っすぐな。 さようでございますか、御夕飯はもう少々お待ち下さい。 わかった。 ふぅ。 俺はベッドに倒れこんだ。 そのまま深く眠りについた。
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