ばったり。

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「燐ちゃん?? さぁ…今日はみてないよ。どうかしたの??」 あまねちゃんも、ちょっと前までぼくたちといっしょにあそんでた、お姉ちゃんみたいなソンザイだった。 あまねちゃんなら、ぼくが風儀からにげまわってるのしってるから、きっとヘンなことはいわないぞ。 風儀~ はやくどっかいっちゃえ~っ とおくからぼくはネンをおくってみる。 「そっかぁ~。燐ちゃんてば、どこいっちゃったんだろ」 こころなしか、風儀がしょんぼりしてみえる。 それをみたあまねちゃんが、くちをひらいた。 「ねぇ風儀。あんたたち、いつ仲直りするの??」 .
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