出会い。

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ぼくをつかまえたのは、風儀だった。 そのときのぼくは、まだカラにこもってて、かたくなることしか知らなかった。 ゆっくりオトナになって、自分のチカラだけで、カラをやぶるつもりだった。 それなのに、突然風儀がやってきた。 ちょっとずつ、ちょっとずつ、風儀はぼくをこうげきして、ちょっとずつ、ちょっとずつ、ぼくの体力をへらしていった。
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