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「アシュリは気づくのが遅い(笑)おかげでこっちは待ちくたびれたよ。(苦笑)」
「ずっと...ロイは待っててくれてたんだね。」
「でも待ってたのは私だけじゃないさ。ここにいるみんなもアシュリを想ってたよ。」
「みんなって...リザさんやハボック達?」
「あぁ、勿論だ。だから、もう1人で全部抱え込まないで欲しい。」
「....。」
「今のアシュリには私たち仲間がいるんだ。難しいことを1人で解決しようだなんて思うな。周りを頼りなさい。」
「うん...でも、忘れたの?私がやろうとしていることを...。とても危険なことなんだよ。」
「忘れちゃいないさ。それを承知の上での決断だ。それに...危険なことだから尚更君を守らなければならないだろう?」
「ふふっ♪」
今まで泣きそうな状態だった私が
突然笑いだすから、ロイは驚いていた
「なっなにか私は可笑しなことを言ったかい?」
「いえ...。ただ、ロイは早死するなって思っただけ(笑)」
「わっ私に早死など有り得ない!」
「有り得ないことは有り得ないのよ♪」
「....。」
「でも、ロイが大総統になるまで死なないでね....。」
「あぁ、そのつもりだ。絶対に死ぬものか。」
「ふふっ♪...その言葉聞いて安心した。私...もっと人に頼ってみるよ。」
「あぁ、そうしなさい。」
とても温かい笑顔をしてくれた
ロイ...みんな、
本当にありがとう。
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